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緊急事態発生! 手術&入院 [アクシデント]

べあちゃんのダンナです。
嫁がこのようなブログを書いてたのを知りませんでした。

いま、PCがつけっぱなしになってて、ブログの存在を知りました。

勝手にダンナが書いていいのか分からないが、記録として載せます。
かなり長文です。



なんと嫁は、本日朝に激痛に襲われて、救急車で病院に搬送。
そして、診察後にまずいことが分かり緊急オペをして、入院になりました。

ここは、匿名なので、書いていいよね?



朝6時過ぎに、嫁の叫びで目が覚める。
「痛い痛い・・・」と痛みを叫び続ける嫁。 下腹部に激痛が走ってるようだ。
すぐに119番に連絡し、病院に搬送される。
日曜日なので、搬送先をたらい回しにされるかと思ったが、運良く1つ目の病院で受け入れてくれた。最近、ほんとに嫌なニュースを多く聞いてたので、ホッとしました。
でも家からちょっと遠い。

救急車で運ばれる最中も、車が跳ねる度に激痛で叫ぶ嫁。
意外に救急車って跳ねるのね・・・。上下動凄いです。

しかし、痛みがり方が尋常じゃない。
悪いことが頭をよぎります。
IVFの医者の話では、採卵後2~3日は痛みがピークにくるといっていたが・・・・。
昨日の嫁は、かなり痛みは引いたと言っていたのに。(泣)


そして、病院で診察開始。
先生は婦人科の若い女性の医者。
20分程の診察と、血液検査。 説明を聞くと、エコーで見たところ卵巣は大きいが、水が入ってる感じではない。さらに、血液検査も正常で、水が腹に溜まって脱水症状も見られない。
ってことで、経過観察へ。
病院にきてから下腹部の痛みが一旦引いたので、鎮痛剤の座薬を入れることで様子をみる。
今日は一旦帰って、明日にかかってるIVFクリニックに行ってくれと。


点滴が終わったころに、看護師がやってきて、処置が終わったので帰ってくれといわれる。
でも、嫁はまだ痛んでいて帰れそうもない。
それでも、嫁は「一度立ち上がってみます。」と、上体を起こそうとする。
すると、ここで一旦治まっていた下腹部の痛みが再発! 身体を折り曲げた痛みみたい。

そこで、医者を呼んでもらうことに。とてもこのままでは帰れないと。

すると現れたのが、若い男の医者。
なんでも、さっきの女医は夜勤が明けて帰ったそう。
その医者は痛みをチェックした後に、痛みが尋常じゃないから、再診しましょうと言ってくれました。おお!

再診は約30分ぐらい。
診察後に診察室で医者から説明を聞くことになった。

呼ばれてみると、エコーを元に説明をしてくれました。
簡略すると以下のような内容
・卵巣が左右共に10cm大まで肥大化してる。
・卵胞もかなり大きい。
・痛みからして、卵巣がねじれてる可能性がある。
・そしてねじれた卵巣が、腐り始めてる可能性がある。
・血が溢れていて、癒着してる可能性がある。

普通の卵巣の腫れなら座薬の痛みで治るはずだけど、痛みが続いてるので間違いないでしょうと。

以上なことから、「お腹を開く」しかないと言われました。

で、処置の内容を聞いてみると、中を見ないと分からないが以下が考えられると伝えられました。
・卵巣がねじれてる場合は、卵巣を摘出する必要がある。
・痛みの箇所からして、左右両方の卵巣がねじれている可能性が大きい。
・癒着が酷い場合は、最悪子宮を摘出する必要がある。
・卵巣をとった場合は、ホルモン等の問題がまた発生する。

通常の卵巣が1cm大のようで、今回は左右ともに10cm大。
大きくなると卵巣がねじれやすくなり易いらしい。
しかし、母体を助ける為には仕方がないと言われましたが・・・。
この仕打ちは・・・。

ここで、ダンナである俺は、涙が止まらない・・・。
色々な事を考えました。
俺が悪いのか?とか・・・。
とにかく嫁へ申し訳なさに涙が止まりませんでした。ごめんよ~。
不妊治療は、嫁が苦しい思いをするばかり。ダンナって何もできない。泣


そして、手術を承諾しそのまま入院。昼から手術をすることに。
救急車搬送から、6時間で手術です。早い・・・。


手術時間は約1時間半。
予定通りに終わった模様。13時45分頃に先生に呼ばれる。
しかし、手術終了を待つって長いですよね。ほんと。


面談室に通されると、医者が3名。
先ほどの若い医者と、ちょっと年の医者と、若い女医(さっきの女医とは違う。)

女医の手にはシャーレがあり、血に染まったガーゼとその下の臓器が2つ見える。
この時、とっさに思いました。「卵巣を摘出したのね。」と。
すると涙が自然と・・・・。

手術の内容と状態と結果の説明を受ける。
内容は以下。
・卵巣は2つとも巨大化してました。
・卵胞がブドウのようにたくさんできていた。
・卵胞は破裂してるものや、ヒビが入っているものがたくさんあり、お腹の中に血が溜まっていました。
・摘出したのは卵胞のみで、卵巣は摘出していません! 残しました!

 やったー! 卵巣は残してくれたのね!

話を聞くと、卵巣は2つ共にねじれていなかったみたい。
卵胞のみ摘出したので、卵巣自体は残しました。
子供も作れるし、生理も来ますと!!

 うおー!!!
 良かった~! 不幸中の幸いって感じでしょうか?
 
もちろん子宮も大丈夫だと。

でも、摘出した卵胞は、かなり大きくグロテスクでした。
当分肉は食えません。 あんなに大きくなるのね。卵胞も破けてたり、ヒビが入ってたりで酷い有様。

その後、いろいろと話を聞きました。卵巣刺激でたまにこうなる人がいると。
IVFで説明を受けたでしょ?と。

話は聞いてたけど、ほとんどそんな人は居ないといわれたし、まさか自分たちにその不幸が訪れるなんて思ってもみませんでした。

はぁ。

でも、まあ、助かってよかった。

今後はどうするかな~?
子作りを続けるのか、あきらめるのか?
卵巣刺激をするものはもう無理だな。
この前受精した8個の卵で、うまく妊娠できたらいいんだけど・・・・。


ちなみに退院は8日後です。
明日には上体起こしで、明後日には歩けるようになるらしい。
早いな~。
最近の入院って早いよな。


しかし、最初の診療で家に帰ったらと思うとぞっとする。
二番目の若い男の先生がしっかりと診察してくれて良かった。
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